2024年8月30日(金)午後、2024年度華鐘コンサルタントグループ月次オンライン実務セミナー(8月度)を開催しました。今回のセミナーは弊社会計諮詢部部長の張靖と法務諮詢部部長の黄蕾を講師として、各々「税務セルフチェックについて」、「よく見られる契約リスクについて」をテーマに講演しました。
弊社能瀬徹董事・総経理からのご挨拶では、恒例の春季・秋季中国セミナーや月次セミナーについてご紹介しました。
テーマ別講演では、先ず会計諮詢部部長の張靖が「税務セルフチェックの概要」と「税務セルフチェックの注意点・重点内容(増値税、企業所得税、個人所得税など異なる税種を含む)」について詳細に解説。◇税務システムからセルフチェックを求められたとしても、企業は過度に心配する必要はないこと◇セルフチェックの目的は主に財務リスクの軽減であり、経営者をリーダーとして各部門が参加して、コンプライアンス、関係する税金などに対し詳細なチェックと確認をすること◇必要に応じて専門のコンサルティング機関のサポートを求めることも可能であること――などを説明しました。また管轄税務当局が求める「セルフチェック」、「税務検査」、「税務査察」を対比し、企業がその違いと対応方法に対する理解をより深められるように解説しました。
次に法務諮詢部部長の黄蕾が「基本契約と個別契約」、「契約の変更」、「契約期限の管理」、「争議解決条項」など8つのサブテーマから契約のリスク管理について詳細に説明。各々のサブテーマを組み合わせて、具体事例を挙げながら分析を行うことで、視聴者の実務における正確な対応方法によって不必要な契約リスクの発生を回避することの理解を助けました。
講演後の質疑応答では、視聴者が実務において遭遇した幾つかの具体的な状況、「どの様な状況下で税務当局は企業に税務セルフチェックを要求するのか」、「印紙税の税目は」といった約10件のご質問に対し、講師らが回答させて頂きました。
当日ご視聴頂けなかった方やもう一度視聴したいという方のために、以下のリンクをご用意いたしましたので、ご利用頂ければ幸いです。また当日の資料についても、以下のリンクからダウンロードすることが可能ですので、どうぞご活用ください。
https://www.shcs.com.cn/zl/240830.html
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