10月18日(金)午後、華鐘コンサルタントグループ月次オンライン実務セミナー(10月度)を開催しました。今回のセミナーは弊社会員部の許歆鐳高級経理と外部の恩拜欧(南京)環保科技有限公司(エンバイオ南京)の王寧董事長・総経理を講師として、環境保護関連の話題について、それぞれ『環境保護に関する法規・政策の動きについて』、『近年厳しさの増す環境・土壌汚染対策法令ならびにその具体的な最新対策事例』をテーマに講演しました。
講演では、まず許高級経理が法規・政策面から2023年以降における環境保護関連の政策の動きや企業が注意すべき内容について説明しました。2024年7月1日施行の『汚染排出許可管理弁法』の主な改正内容、『環境監督管理重点単位リスト管理弁法』における注意事項など、関連の管理対象物質を取扱う企業に対し、オンラインモニタリング、記録保存、情報公開などの作業を確実に実施することを提案し、加えて新汚染物質、炭素排出権取引、改正版『生態環境行政処罰弁法』などの内容について解説しました。
次に、エンバイオ南京の王董事長・総経理が、長年に渡って蓄積された土壌汚染管理と修復関連の実務経験に基づき、日系企業の工場経営過程や工場移転、用地返却・譲渡過程において関係する土壌汚染リスク評価、調査、修復などの実務について詳細な説明を行い、具体的な工場事例の写真や分かりやすい図表を用いて解説するなど、工場に関係する土壌汚染リスクとその対策について、視聴者の理解を促進しました。
講演後の質疑応答のパートでは、視聴者から提示された実際の工場運営において遭遇した具体的状況に関する質問に対して、講師らが回答しました。
当日ご視聴頂けなかった方やもう一度視聴したいという方のために、以下のリンクをご用意いたしましたので、ご利用頂ければ幸いです。また当日の資料についても、以下のリンクからダウンロードすることが可能ですので、どうぞご活用ください。
https://www.shcs.com.cn/zl/241018.html
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